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代ゼミ世界史講師 佐藤幸夫 オフィシャルサイト|佐藤幸夫 講習情報|夏期講習

佐藤幸夫の世界史の旅

世界史講師佐藤幸夫の授業風景を動画で紹介

夏期講習

日時 9:00-10:30 11:00-12:30 13:30-15:00 15:30-17:00 17:30-19:00 19:30-21:00
7/14(月)〜
7/18(金)
札幌
世界文化史即答バイブル【全時代・全地域】
札幌
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
札幌
センター世界史
7/19(土) 名古屋
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
名古屋
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
名古屋
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
7/21(月)〜
7/25(金)
本部校
世界文化史即答バイブル【全時代・全地域】
本部校
早慶上智
世界史
本部校
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
本部校
遅れを取り戻す分かる世界史
7/26(土) 名古屋
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
名古屋
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
7/28(月)〜
8/1(金)
大宮
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
大宮
遅れを取り戻す分かる世界史
横浜
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
横浜
遅れを取り戻す分かる世界史
8/2(土) 津田沼
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
津田沼
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
津田沼
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
8/4(月)〜
8/8(金)
本部校
遅れを取り戻す
分かる世界史
本部校
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
本部校
世界文化史即答バイブル【全時代・全地域】
本部校
早慶上智
世界史
8/9(土) 津田沼
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
津田沼
高頻出!世界戦後史バイブル【1945~現在】
8/11(月)〜
8/15(金)
大宮
早慶上智
世界史
大宮
世界文化史即答バイブル【全時代・全地域】
横浜
早慶上智
世界史
横浜
世界文化史即答バイブル【全時代・全地域】

夏期講習 講座の取り方&考え方

(1)できない(苦手)教科は2講座以内におさえよ!

苦手教科だから夏期に克服しようと思ったのに。。。そう考えていた受験生は不安になるだろう。講師だって成績が上がらないあなたに相談されれば、夏期講習を受講させてなんとかしたいと思って講座を勧めてくるはずだ。

しかし、基礎レベルの講座を除いて(通常の授業でもついて行けないから夏期でさらに基礎講座を取るのは矛盾しているが)、苦手だからと言う理由で苦手教科の講座を多く受講したとしても未消化に終わることは間違いない。苦手教科ならば、1学期の理解度も低いはずだからだ。だからまずは1学期に教わったにもかかわらず定着していないもや疑問が残るものを徹底してつぶしていき、自分で問題演習を行ってから必要な講座を絞っていくことが望ましい。

お金の時間の無駄使いは決してやってはいけない。ここぞとばかりにお金を使うなら、冬期講習の大学対策講座に使うのだ!

(2)入試本番の配点を考えて講座選択を行え !

講座数が増えてしまう原因は国語にある。現代文・古文・漢文とあるのならば、1教科1講座ずつとっても3講座。それでいて、入試では配点は世界史とほぼ同配点。確かに夏期講習で全教科的な学力アップをはかりたい気持ちは分かる。しかし、現役受験生に訪れる夏は1回限り。冷静になり惑わされずに正しい選択をしてほしい。

経験則からいって平均的な受講講座数の比としては、英語:国語:世界史=1.5:1:1。この整数倍で受講講座を考えてみよう。

なお、国公立受験者は、理科は自分でやり(初学者は除く)、数学を1とし、取りすぎに注意せよ。

(3)1学期~夏は英語と現代文の完成を目指せ!

2学期に入ってからも「英語が・・・」「現代文が・・・」なんて言っている様じゃお先真っ暗だぞ。夏期講座の数での話ではなく、自分で勉強する時間を英語・現代文を多くするべきであろう。世界史は最低限度(1学期復習・2学期予習・文化史・戦後史)を終えれば、それまで!2学期半ばから、世界史&古文の勉強は本格化する!

(4)お金か時間か!?

「せんせ~!時間がないから講座が取れませ~ん」の質問は愚問。時間がなければ、講座をとった方が合理的にコンパクトに覚えることができる。しかし、講座をたくさん取るお金がなければ、それは仕方ない、自分の力で何とかするしかないのだ。一人で悩んでいないですぐに相談に来なさい。

(5)「取らなくても、先生の参考書で何とかなりますか?」は大愚問!

何とかなるなら、講座など設置しなかろうに・・・。あくまでも参考書や問題集は補助教材に過ぎず、補助教材だけでやるのは時間と知力を必要とする。もともと賢い受験生は平気だが、苦手や穴になっているなら、講義を聞かねば理解するのが大変なのは当然であろう。

(6)他人を見て自分の講座数を決めてはいけない

講習で何講座受講するかは受験生個々の学習環境や学力によって異なるもの。もちろん家庭の事情や志望校によっても大きく変わる。とはいうものの講座数は気になるであろう。平均的な家庭を考えた場合、全部で7~10講座程度と考えてよい。

私立・国公立は関係ない。国公立は一教科に取れる講座の数が少なくなると考えればいいのだ。夏期に大切なのは、受講する講習を増やすだけ増やしてやり散らかすのではなく、自分で勉強する時間をいかに作るかである。しかしこれは夏期講習講座の考え方であって、冬期講習の講座選びとは、全く考え方が異とすることを忘れないで欲しい。

夏期講習 世界史講座内容と該当する受験生

『遅れを取り戻す“分かる世界史”』

1学期復習&2学期予習の半分ずつ。コンプリートの授業を体系的に各国・地域史でまとめた講座である。

基礎が抜けている自信が大いにある人(笑)は受講価値高し。1学期怠けてしまった人や2学期の範囲が全くの未学習の人は取っておくと危機感は和らぐ。半分以上が人物史・中国&イスラーム王朝比較表・重要ポイント穴埋め講座・スペシャルMAPなどの付録である。論述・センターだけに世界史が必要な人はこの講座は合理的でよい。

『高頻出!戦後史バイブル[1945~現在]』

コンプリートの戦後史は2学期最終回の1回分しかあてがわれておらず、時間が足りない上に、12月では時期的に遅すぎるという理由から夏に完成させてもらう。

この講座で戦後史の7割はOK!センターもこのレベルで十分だ。世界史難関校受験者や世界史巧者は冬期の『難関校ハイレベル戦後史』で最終完成となる。何とか、お金と時間の都合をつけ、この講座だけは受講して欲しい。教授する範囲はパンフレットを確認せよ!

(※世界史巧者は『WJKのための最高水準〔データ&演習編5日間完成〕』講座を優先せよ!)

『世界文化史即答バイブル[全時代・全地域の5日間完成]』

冬になってから、文化史でヒ~ヒ~するのは避けようぜ。
本当は夏に西洋文化史、冬に東洋文化史と分けたいところだが、家庭の金銭的事情と文化史の重要性を考えた場合、文化史に10日間は多すぎると判断した。文化全範囲を短期集中でこなす!かなりきついけど、 テキストはびっくりだよ(^o^)丿

この講義を受け、テキストをパーフェクトにし、2学期に入ってから市販されている『文化史一問一答』(学研)をコツコツやっておけば、冬期にはテーマ史と大学対策講座に集中できるのだ!

『WJKのための最高水準〔データ&演習編5日間完成〕』

早稲田(W)・上智(J)・慶応(K)への道をしっかりと固める講座。特に早慶上智レベルの大学に合格したいが、問題形式・校風・併願校などにおいて自分がこの3大学のどの大学にあっているのか分らないと悩んでいる受験生は是非とも受講してほしい。合格が必ず近くなる!

内容は、早慶上智大合格者への直接インタビューと取得した講座・全教科偏差値・受験大学学部などのデータ、各大学の狙い撃ちポイント、早慶上智大の頻出問題(自宅演習⇒授業内解説:解答なし)、残り6ヶ月の正しい戦い方などを一挙まとめたもの。
この講座の狙いはまさに6ヶ月間の対策ガイドラインといえよう。

冬期においては、さらに早慶上智大学それぞれの詳細な対策講座を設置する。この講座を取る取らないでの差ははっきり言って大きい。

しかし、近現代も講義の範囲に入るので、初心者は夏期に受講することは避けて、2学期半ば(10月頃)にフレックスサテラインで受講することを勧める。平常授業の「早慶上智問題演習」のような問題解説ではないぞ。テキストを充実させ、頻出分野・テーマを徹底解剖し、本気の対策を行う渾身の講座。

『センター世界史』(1学期範囲の演習&解説)

過去のセンター試験の問題から頻出となる分野・テーマの問題を抜粋し、正誤問題の克服法、頻出分野の徹底解析を行い、センター世界史を丸裸にする。普段の講義中心の講座ではなく、実践的な形をとる。範囲としては、近現代史までの世界史(1学期+α)を中心として、予習で問題を演習し、授業内で解説・解析を行う。センターのみ・絶対センター高得点の受験生が対象だ!

国公立対策講座(東大・一橋・東外大)

私はこの講座を担当しないので、それぞれの担当先生に講座の狙いをしっかりとを聞いておこう。受験予定だからとりあえず!取れと言われたから取る!は金の無駄遣いなので、しかっりと講座を受講する意味を考えよう。

受講の判断は次の2つを参考にしてほしい。

判断材料
その1
他教科の出来具合。 

東大は論述の重要性は弱く、一橋は社会学部を除き世界史重視ではない。東外大は間違いなくセンター及び2次の英語で決まる。それぞれで重要視される教科に問題なければ受講してもいいだろう。そうでなければ、国公立大学対策講座などは、冬期講習でも十分に間に合う!
特に東外大などは冬期講習のファイナルセミナーにお金をとっておこう。

判断材料
その2
世界史の出来具合 。 

論述は英作文のようなもの。勿論単語が分らなければ、書けるわけもない。まずは、基礎~標準・応用レベルの完成を優先するべし。さらに近現代史は頻出&重要。今は論述に怯えず、知識の蓄積に重視すべし。特に初学者(夏から世界史を始め、かつ世界史の偏差値が低い人)は夏は大学対策に手を出さないことをお勧めする。そのことより、私大対策と同じ近現代の予習に力を入れるのである。
但し、近現代の予習などは『はじめから分かる世界史』学研の熟読や三省堂『そのまま出る世界史一問一答』の自主学習で十分。

夏期講習講座コンビネーションと優先順位

夏期講習での世界史講座受講講座数

金銭的に問題なければ、平均的に私大志望は2~3個、国公立志望は1~2個を世界史(社会科)講座に当てることになると思う。世界史が苦手な人は消化不良を起さないように少なめに、得意な者は世界史で点を稼げるように多めに取ることを勧める。なお講座のコンビネーションと優先順位は以下の通り・・・。

◆学習進度・学力別講座選択アドバイス
■1学期分に不安、2学期は未学習な受験生■ 

基礎の多くが欠落していたり、関連づけられていない受験生。

最優先 『遅れを取り戻す“分かる世界史”』
優先 『高頻出!戦後史バイブル[1945~現在]』
優先 『世界文化史即答バイブル[全時代・全地域の5日間完成]』
※特に法・文学部志望者は自己学習は難しいので文化史の優先順位をあげよう。 

※国際関係・外国語・政治経済学部志望10月頃までにフレックスサテラインでの受講を勧める

■1学期は頑張ったが、2学期部分は未学習■ 

なんとか既習事項までの復習は終わったが、2学期以降が不安な受験生。

最優先 『高頻出!戦後史バイブル[1945~現在]』
優先 『世界文化史即答バイブル[全時代・全地域の5日間完成] 』
優先 『遅れを取り戻す“分かる世界史”』
※特に法・文学部志望者は自己学習は難しいので文化史の優先順位をあげよう。 

※国際関係・外国語・政治経済学部志望者は戦後史の優先順位をあげよう。

■ひと通り世界史をやったことのある経験者、上位校を狙う■
最優先 『世界文化史即答バイブル[全時代・全地域の5日間完成] 』
優先 『WJKのための最高水準〔データ&演習編5日間完成〕』
優先 『高頻出!戦後史バイブル[1945~現在]』『遅れを取り戻す“分かる世界史”』
※できれば3講座とってほしい。 

※特に法・文学部志望者は自己学習は難しいので文化史の優先順位をあげよう。

※国際関係・外国語・政治経済学部志望者は戦後史の優先順位をあげよう。

■世界史巧者、 言わば世界史オタク君■
最優先 『WJKのための最高水準〔データ&演習編5日間完成〕』
優先 世界文化史即答バイブル[全時代・全地域の5日間完成] 』
※戦後史はできる前提なので、やってない人は戦後史の講座も受講して下さい。 

※特に法・文学部志望者は自己学習は難しいので文化史の優先順位をあげよう。

※国際関係・外国語・政治経済学部志望者は戦後史の優先順位をあげよう。

◆国公立大学・その他講座選択アドバイス
■センター・国公立2次のみ■
世界史順調・得意!! 最優先 『高頻出!戦後史バイブル[1945~現在]』
優先 『センター世界史』
優先 国公立対策講座
世界史苦手・・・ 最優先 『センター世界史』
優先 『遅れを取り戻す“分かる世界史”』
■他教科が得意で講座選択に余裕がある■
金銭的に余裕があれば、世界史が苦手な受験生でも3つ講座を取ろう
■早慶上智大志望者■
このオリジナルテキストの恐ろしさを実感して欲しいので、何らかの形で受講を勧める。しかし、初心者は2学期範囲の予習が終わった9月末~11月初にフレックスサテラインで受講することを勧める。