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代ゼミ世界史講師 佐藤幸夫 オフィシャルサイト|佐藤幸夫 授業講座内容|受験世界史講座の取り方

佐藤幸夫の世界史の旅

世界史講師佐藤幸夫の授業風景を動画で紹介

授業講座内容

受験世界史講座の取り方

はじめに…

センターのみでしかも平均点程度で良い受験生以外なら、1週間最低2コマ(90分×2)は受講が必要となる。週に1コマの講座もあるが、それだけの受講はお勧めしない。その理由は特に現役生などがこの1コマ講座を受講しても細部の内容までつめることができずだらだら1年間世界史を学習することが多く、結果成績が上がらなくなることが多いからである。以下の受講講座アドバイスを参考にあなたに最適な講座を選択して欲しい。

◆受講講座アドバイス

(1) センター試験がメインで8割5分以上の得点を狙うなら『コンプリート世界史①②』を受講することが最も効率かつ効果的。
国公立大学を志望し、センター試験で絶対失敗したくない受験生や私大併願を考えてセンター試験を上手に利用したいと考えている受験生には必須の講座である。なお、国公立大学の二次で論述が必要だからと、あれこれ余計なことをやる受験生が見られるが、国公立論述の必要な人は、まず私大レベルの知識をつけるべきである。ここでの私大レベルとは偏差値58~60以上の大学を指す。論述があるかといって書くことばかりに気をとられてはいけない。知識ない者に論述の勝者はいないのだ!
(2) 私立大学の受験をメインに考えているなら迷わず『コンプリート世界史①②』を選択すべき。
世界史を初めて学習する受験生(現役生や卒業生)はこの講座の受講によりかなりの成績アップがのぞめる。なお、世界史の苦手な受験生が私大上位校を狙うならば、余計な事をやらずに『コンプリート世界史①②』を完璧にすること。夏期や直前期の大学対策講座で上位校のための対策は十分カバーできる。1つを完璧にするから応用力もつくのだ。
(3) “とにかく世界史で点数をかせぎたい”人は絶対に『WJK&世界史難関校のための最高水準(講義編)』を受講すべき。
早稲田、慶応、上智大学では、その3割がやや難の問題で解答が困難である。世界史で点数をかせぎたいと思うなら知識や理解の大幅な補充はさけられない。『WJK&世界史難関校のための最高水準(講義編)』ではそのほとんどを解説する。もちろん、過去の早慶上智の難問語句はそのほとんどが『最高水準』からの出題だった。
(4) 世界史が超苦手で基礎から始めたいという受験生や国公立二次論述のためまずは大枠で世界史をつかみたい受験生は『センター世界史』がお勧め!
この講座をしっかり予習をすれば、楽しく理解し知識も定着する。世界史に苦手意識を持っている生徒にはいいだろう。もちろん並行して『コンプリート世界史①②』を受講すれば、合格ラインは楽に越えられる!この場合週に3コマ(90分×3)となるが、「綿密な計画」をたてれば大丈夫だ。

◆ベストな講座組み合わせ

(1) 本当に世界史が苦手で高校のレベルがあまり高くない
『高校基礎世界史』又は『センター世界史』+『コンプリート世界史①②』
『高校基礎世界史』はフレックスサテラインのみで開講している講座。
(2)偏差値60越えを目指す!センター試験満点を目指す!
『コンプリート世界史①②』のみ
(3)世界史は得意で偏差値65以上、とにかく世界史で点数を稼ぎたい!
『コンプリート世界史①②』+『最高水準世界史バイブル』(『早慶上智問題演習』)
(4)昨年の時点で偏差値65以上の世界史巧者!あとはハイレベルな内容を網羅したい!
『最高水準世界史バイブル』+『早慶上智問題演習』
(5)国公立論述が必要で、世界史は一通りできる
『国公立論述演習1コマ』+『コンプリート世界史①②』
(6)国公立論述・私立上位併願で、世界史は得意もしくは自信あり
『国公立論述演習1コマ』+『最高水準世界史バイブル』

※フレックスサテラインとは?

フレックスサテラインとは、代々木ゼミナールが事前収録もしくは生授業を収録した講座を受験生の都合のいい時間に受講できるシステム。このシステムを使えば、短期間に集中して講座を受講して、残りの時間を演習にあてるなど幅広い受験勉強が可能となる。

◆世界史講座詳細

『WJK&世界史難関校のための最高水準(講義編)』(オリジナル単科)

通史はある程度理解できているので、知識のレベルアップ(用語集に載っていないが出題されるモノ)と受験生が苦手とする正誤問題の克服をしたい受験生専用の講座。早慶上智をはじめ、世界史難関校とされる上位大学において8割以上を確実にすることが狙い。目標偏差値は63以上を安定させること。このオリジナルテキストは“史上最高”と自負している。疑いあらば、自らの目で確かめてほしい。
コンプリート世界史のレベルアップ版(コンプリート世界史のでは時間的、難度的に教えていないことを徹底して教える)と考えてよい。よって、流れ重視の授業ではないので、しっかりとした基礎知識が必要。初学者はいきなり受講することは避けたほうがいい。なお、初学者であってもコンプリートを完璧にできる人はフレックスサテラインで後から受講することもできる。空回りしないやる気がある受験生なら大歓迎だ!ともに高みを目指そう。

『早慶上智又はコンプリート問題演習』

早稲田・慶應・上智やその他の入試問題を授業内で扱う。テキストは問題と解答のみ。講義内で問題の解説を行う。担当する講師によって、講義の進め方は違う。時間がなければ、コンプリート世界史に時間をかけるべし。なお、私はこの講座を担当していない。

『コンプリート世界史①・②』

①は西洋史、②は東洋史。
週に2コマ。全時代全地域の通史歴史ストーリーとして板書講義をする。多くの受験生はこれをメインに受験勉強を行うとよい。レベルは偏差値55~63程度を目標にした授業。色分けしながら個人のレベルにあった歴史用語を覚えられるように工夫してある。

自宅でノート清書⇒一問一答⇒問題演習(問題集は指定される)を行うことで確実に知識は定着する。この授業に物足りない受験生で、もう少し世界史で稼ぎたい者は『最高水準世界史』(単科)の受講を勧める。

『センター世界史 週1コマ』

名前はセンター世界史だが、基本・流れ→楽しく分かる→点になる世界史を目的にした講義を展開する。教科書を逸脱しないセンターの問題を念頭に、これだけを覚えればよいという狙いを教えていく。板書は流れやポイントが分かる表や図を書き、それを使いながら、その時代の大きな流れを教える。暗記する内容はサブノート形式になっているノート。受講者数も多くないので、きめ細やかな指導ができるので、本当に世界史を何とかしたい人や初心者は、センター世界史を受験するしないに関わらず、コンプリート世界史との併用をお勧めする!時間をかけた予習はほとんどいらないので、受講することに負担は少ない。

『国公立論述演習1コマ』

国公立志望者で200字以上の論述が必要な受験生用の講座。私立の論述では学習院学部以外文は通年でやる必要はない。慶應経済学部は2学期からでも良かろう。東京外語大はセンター重視・英語重視なので、論述に時間を掛けるくらいならば、センター満点、英語完璧を目指せ!

書法や採点のポイントは大切であるが、まずは基礎知識から・・・。 私は冬期直前の講習会で『論述講座』を持つ。コンプリート世界史を受講していて、論述が必要な受験生は、個々に個人添削や個人アドバイスなどを行っていく。自らが国立大学出身であるため、生活リズムや学習計画などの面倒も見ていく方向である。